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勘兵衛はうす(旧田中家)
■日本建築の技術・意匠を凝らした旧家
(国登録有形文化財)

廻船業、金融業で財を成した旧田中家。
大正から昭和にかけて改築が行われ、現在の姿になりました。

檜総柾材による式台玄関をはじめ、各部屋に多用した銘木や上質の塗り、意匠を凝らした天井や建具、上等な唐紙を使用した襖など軸部材・造作に贅が施された古民家です。
主屋、離れ、北の土蔵及び南の土蔵、庭門の四件が国登録有形文化財です。

竹内源造記念館
※平成26年4月12日(土)リニューアルオープンしました。

■鏝絵の名作
 竹内源造記念館は、昭和9年に旧小杉町役場として建てられた建物をそのまま利用して、平成13年に開館しました。
小杉展示館
■旧北陸道の街並に残る明治期の銀行跡
 「小杉貯金銀行」の社屋として、明治44(1911)年に新築されました。黒漆喰で塗り上げられた土蔵造りの建物には明治後期の洋風建築が取り入れられています。
下村加茂神社
■約930年も続く神事の伝承
 京都の下鴨神社の神領、倉垣庄の総社です。
 厚い信仰のもとに、数多くの珍しい神事が伝承され、今に受け継がれています。
5月4日春の大祭に行われる「流鏑馬」「牛乗り式」、6月初卯の日の「御田植祭り」、9月4日秋の大祭では「稚児舞」、元旦には「鰤分け神事」が行われ、一年を通して重厚な趣きを出しています。
放生津八幡宮
■大伴家持が愛した奈呉の浦の地
 大伴家持が越中国守在任中(天平18年・746年)、九州の宇佐八幡神を勧請して、奈呉八幡宮と称されたのが創始であると言われています。祭神には、応神天皇、仁徳天皇が祀られています。
十社大神
 馬堂に白と黒の木造神馬があります。この白神馬は、昭和2年に合祀された伊勢領神明社が伊勢神宮の分社として建立されたとき、運ばれてきたと言われています。
 また、鎌倉時代に作られた木造狛犬(射水市指定文化財)もあります。この他、絵馬堂には、鏝絵の絵馬が11枚保存されています。特に、小杉左官として全国的に有名な竹内源造の作品が見どころです。
串田新遺跡
■縄文時代の貴重な遺跡
 串田新遺跡は、昭和24年に発掘され、昭和51年に国の史跡に指定されました。生活跡(住居群)と墳墓群が、それぞれある範囲内にまとまって存在する遺跡としては、全国的にも貴重なものとして知られています。
二口熊野社
■化け灯篭のある神社
 創建以来、熊野宮と称したが、明治5年(1872)「熊野社」と改称しました。慶長14年(1609)に水戸田山中にあった熊野社を前田利長によって高岡城に遷座した時、御神霊が暫く駐輦(ちゅうれん)になったところに創建されたと言われています。
式内社 櫛田神社
■縁結び・家内和合の神
 延喜式の神名帳にのっている古社です。祭神には、素盞嗚尊(すさのおのみこと)、櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)が祀られています。
 縁結びの神、夫婦円満、家内和合の神として崇められ、初詣に多くの人が訪れます。
専念寺
■大きなからかさ松
 この寺の庭には、「傘松」があります。大変大きく、黒松と赤松の雑種で、突然変異によって傘状になった全国的にも珍しいものです。「からかさ松」の俗称で親しまれています。(県指定天然記念物)
 また、「銅鐘」は在銘の和鐘としては県内最古(1475年)と言われています。(県指定文化財)