射水の獅子舞

いみずのししまい

射水の獅子舞1

射水獅子舞の特徴

射水獅子舞の特徴

「獅子舞県」とも呼ばれるほどの富山県のなかでも射水市の獅子舞は特に盛ん。市内各地に多くの保存会や獅子方が活動しています。
特徴的なのは、夜には松明を使ったり物語性の高い演目があること。春や秋の祭礼にあわせて行われ、豊漁や五穀豊穣、無病息災を願う地域の大切な伝統行事です。

勇壮な舞
見応えバツグン!

勇敢な舞 見応えバツグン

Pick Up!

ポイントは「距離の近さ!」

ポイントは「距離の近さ!」
獅子舞用具

射水市のまつりといえば、人々との距離の近さが特徴です。市内外の人が気軽に交流できる距離の近さ、まつりが中心に動く人々の生活との距離の近さ、そして演舞者と観客との距離が近く、圧巻の迫力が楽しめます。
地区や町内ごとに衣装もリズムも演目も異なり、それぞれの地域性を映し出しています。勇壮さと芸能性を併せ持つ射水の獅子舞は、市民の誇りとして世代を超えて受け継がれています。
獅子舞県富山を訪れるなら、射水の獅子舞は外せません!

演舞者

射水の獅子舞2

見どころ紹介

獅子舞といえば、富山県民の多くが「百足獅子(むかでじし)」をイメージするのですが、実は日本全国でも百足獅子は珍しい部類になります。射水市では、能登の方から伝わったとされる「百足獅子」はもちろん、飛騨の方から伝わったとされる「二人立ち獅子」や、さらに歴史の古い貴重な「行道獅子」を目にすることもできます。
射水市は海路や河川、北陸道という主要な「道」の交差点。はるか昔から日本各地の流行を取り入れ、生活に根付かせ、進化し続けてきた歴史があります。全国で最も獅子舞が現存する富山県でも、特にバリエーション豊かな舞が見られるのが射水市なのです。

新湊の獅子舞
新湊の獅子舞

六渡寺の獅子舞
春と秋の2回舞われる六渡寺の獅子舞(六渡寺日枝神社例祭)

内川周辺で春と秋に見られる新湊獅子舞は見応えバツグン!特に5月の半ばに多く演じられ、町の至る所で獅子舞に遭遇できます。道路上を埋め尽くす獅子舞行列と観客。ストーリー性の高い演目では、ドラマチックな展開が楽しめます。中でも、松明を使う大迫力の舞は必見です!

Pick Up!

県内最高峰!「六渡寺の獅子舞」

六渡寺の獅子舞

地域の人々が命をかけていると言っても過言ではないのが「六渡寺(ろくどうじ)」の獅子舞。氷見獅子の流れをくみ、踊りのキレや演目の豊富さから、 県内随一とも称されます。 日枝神社の春と秋の祭りで盛大に舞われる獅子舞。演者、道具、物語性など、海沿いの各町に、今も昔も影響を与え、常に進化を続けています。

羽うちわ・鎌

Pick Up!

新湊歴史ヒストリア vol.8「新湊伝統文化獅子舞さんぽ」

新湊歴史ヒストリア vol.8
「新湊伝統文化獅子舞さんぽ」

新湊ベイエリア周辺の獅子舞について徹底解説しています。歴史はもちろん、町ごとの舞の特徴、獅子頭のデザインの違いなどなど、細部まで情報満載です。ぜひ、この冊子を片手にお祭りを楽しんでくださいね。

火渡り神事
火渡り神事

櫛田神社の火渡り神事
櫛田神社の火渡り神事

獅子や神輿が氏子の家々を巡り、けがれを集め、枝や藁が燃え立つ中を勢いよく駆け抜けることで、けがれを焼き払うという伝統的な祭りです。高く燃え上がる炎に、神輿や獅子や天狗が飛び込む様子は大迫力。必見です!

貴重な獅子頭
貴重な獅子頭

歴史ある行道獅子

神輿行列などの露払い役として、箱型の獅子頭が練り歩く祭礼です。
中世の行道獅子の流れを組み、獅子舞の中でも特に古い形の舞いが継承されています。

  • やんさんま祭りの行道獅子

    やんさんま祭りの行道獅子 5月4日

    大型の箱獅子で胴幕がありません。獅子頭を頭に頂く役は、氏子の中で古くから決められた家が担当する習わしが守られています。獅子頭がご神体そのものとして厚く敬われている様子を今に伝えています。

  • 放生津八幡宮の獅子頭

    放生津八幡宮の獅子頭 10月1日

    放生津八幡宮祭の曳山行事では、八幡宮の神霊を乗せた神輿が曳山を従える形で町をめぐります。神々の通り道を清めるため、箱獅子が先導します。こちらでは胴幕を着けた前足・後足役の二人が獅子を持ちますが、幕の中に入ることはありません。江戸時代まで、獅子頭を持つ役は陰陽師が行っていました。


射水の獅子舞3

主な獅子舞

射水市の代表的な獅子舞をご紹介します。ここに掲載されている以外にも数多くの舞が行われています。ぜひ現地に訪れて、現地の人々に愛される獅子舞を体感してください。

  • 赤井の親子獅子舞

    4月6日

    赤井の親子獅子舞

    百足獅子と二人立ちの二頭立ての親子獅子。母獅子の腹から子が生まれる場面を演じる「子獅子出し」が特徴的です。在来の射水獅子に飛騨金蔵獅子が取り入れられた県内でも特殊な芸態の獅子舞です。市の無形民俗文化財に指定されています。

    射水市赤井(大島)/神楽岡神社

  • 六渡寺の獅子舞

    5月14日・10月6日

    六渡寺の獅子舞

    ホーラホラ、キリコなどの他、地を這うような姿態の演目が中心で、なかでも大テングが松明を持って獅子の相手をするヨソブリは見ものです。近年も創作的な演目にも取り組んでいます。

    射水市庄西町(新湊)/日枝神社

  • 二口熊野社火渡り神事

    9月 第1土曜

    二口熊野社火渡り神事

    演目はダイカグラ、ナギナタ、シシコロシなど多彩。最後に神社参道で行う火渡りは特に有名で、毎年多くの見学者で溢れます。

    射水市二口(大門)/二口熊野社

  • 櫛田神社秋季例祭(火渡り神事)

    9月

    櫛田神社秋季例祭(火渡り神事)

    砺波型の百足獅子で、参道で神輿の先導をして火渡りを行います。旧村内には氷見型の百足獅子も伝えられています。

    射水市串田(大門)/櫛田神社

  • やんさんま神幸式の行道獅子

    5月4日

    やんさんま神幸式の行道獅子

    加茂神社の春祭り「加茂祭」は、馬を走らせながら矢を射る流鏑馬(やぶさめ)が行われるため「加茂神社やんさんま」と呼ばれています。この祭りでは加茂神社のご神体であるご幣3柱が境内をめぐるため、順路を清めるため胴幕を着けていない箱獅子が先導します。

    射水市加茂中部(下村)/下村加茂神社

  • 新湊獅子舞

    4月〜7月・9月〜11月

    新湊獅子舞

    胴幕を獅子方が素手で支える百足獅子で、射水獅子に分類されます。もともと「浜獅子」と呼ばれ、荒々しさと物語性をあわせ持つ演目を有しており、非常にエンターテイメント性が高く見応えのある獅子舞として、全国的にも評価されています。獅子舞の日には、町のあちこちからお囃子の音が聞こえます。


射水の獅子舞4

獅子舞マップ

市内の代表的な獅子舞にゆかりのある神社マップです。
神社やその周辺の町で、春・秋それぞれに特徴ある獅子舞が見られますので、
ぜひ足を運んでみてください!

御神輿
御神輿