海老江(海老江曳山協議会)



名匠たちが妙技を競った工芸美術の絵巻が伝え守られている郷土の誇り


毎年、秋分の日に開催される『海老江曳山まつり』は、からくり人形がたいへん有名です。それぞれ、東町『唐子(からこ)あそび』、中町『唐子懸垂回転(からこけんすいかいてん(でんぐりがえし))』、西町『唐猿童子(とうえんどうじ)』と呼ばれ、中でも『唐猿童子』は、22本の絹糸の操作で歩いたり走ったりし、瞬時に唐子や猿の顔に変身します。
豪華絢爛な海老江曳山は見ごたえがあります。

 


 
 

海老江の曳山 からくり人形

■海老江加茂神社祭礼曳山車
■射水市指定有形民俗文化財/昭和52年9月1日指定

みどころねじり鉢巻、法被姿の若衆たちが最高潮に達し「イヤサーイヤサー」と威勢よく声を掛け、見せ場の角曲がりでは、車輪をきしませて山車を回転させ、見物客からの歓声が若衆のエネルギーをさらにパワーアップさせます。

特色としては、愛らしい動きをするからくり人形も自慢の一つですが、やはり海老江保育園横で行われる勇壮な「曳山木遣り」は見ごたえ十分です。

 

「曳山木遣り」

海老江には勇壮な曳山木遣りがある。これは、もともと漁業の網起し木遣り唄であり、弁財船の帆柱起し木遣り唄であった。しかし、明治初期より西洋式帆船や蒸気船、発動機船などの発達、機械化などによって帆船の姿が消え、それとともに帆柱起し木遣り唄や網起し木遣り唄も唄われなくなった。海老江では、明治末期の木遣り唄が曳山木遣りとして受け継がれている。


沿革海老江加茂神社の秋祭りには、氏子中から三本の曳山が出される。もともと、神輿の渡御に供奉する神事に由来し、五穀豊穣と大漁を祈願する農漁民の氏神信仰からきている。
海老江は、江戸中期から明治にかけて沿岸漁業が最盛期で、これとともに、北海道、樺太、カムチャッカとの北前船交易と、この方面への出稼ぎがさかんであった。こうした漁業を中心として村中が最も栄えた時期に海老江三地区(東町、中町、西町)において曳山がつくられた。海老江は放生津に近かったこともあって、曳山の構造や囃子などについて、その影響が大きく、類似するところが多い。

 

参考資料

・「新湊の曳山」

お問い合わせ

射水市役所 港湾・観光課 住所:富山県射水市小島703番地 電話:0766-51-6676 FAX:0766-51-6691

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