2009年10月11日(日) 大門(大門曳山連合保存会)



庄川の歴史と共に歩んできた躍動感あふれる芸術作品


明治維新後、町発展の一助にと、高岡御車山にならって造られたと言われています。
大門神社・枇杷首神社秋季例大祭に田町、中町、西町、枇杷首の4基の曳山が昼は花傘を飾った美しい花山に、夜は優雅な提灯山として趣を変え町内を練り歩きます。

 
 

大門大橋を渡る曳山

■大門神社・枇杷首神社秋季祭礼曳山車
■射水市指定有形民俗文化財/平成17年3月25日指定

みどころ午前10時すぎ、出発式を終えた4基の曳山が次々と清流庄川にかかる大門大橋を渡ります。花笠をまとった絢爛豪華な曳山が大門大橋を一斉に渡る風景は他ではなかなか見られません。
夜は、趣を変え、提灯をまとった提灯山が車輪をきしませながら街をゆっくりと練りまわします。昼とは一味違った勇壮な曳き回しは迫力十分です。


沿革 大門神社・枇杷首神社の秋季例大祭の起源については、記録は残っていないが、地元の諸々の伝によると明治初期の起源といわれている。
  この例祭は初め、河原町、枇杷首、西町、中町、田町の5基の曳山車で行われていた。明治23年(1900)から施工された庄川左岸大門地区大拡張工事により、河原町がなくなり、河原町の曳山が枇杷首へ枇杷首の曳山が蓮花寺(高岡市) に受け継がれたが、行政区等の違いから、蓮花寺の曳山がなくなり、現在の4基になった。

 

参考資料

・「大門町史続巻」

お問い合わせ

射水市役所 観光まちづくり課 住所:富山県射水市本町二丁目13番1号 電話:0766-51-6676 FAX:0766-82-7874

▲このページの先頭へ