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自然に恵まれた多様な地形から、数々の特産品・名産品が生み出されています。
正式和名は「シラエビ」ですが、地元では「シロエビ」と呼ばれています。「富山湾の宝石」とも呼ばれ、生きている間は半透明で薄いピンク色をしています。富山湾特有の「あいがめ」といわれる海底谷の海深100~600mに生息することから、富山湾以外ではほとんど獲れず、世界的にも大変珍しい魚とされています。
時期4/1~11/30
生で食べた時のその独特な甘みから名づけられた甘えび(和名はホッコクアマエビ)は体長10㎝程度の透き通るような赤いえびです。日本海やベーリング海、カナダ沿岸などの冷水域に広く分布していますが、ここ富山湾が甘えびの獲れる分布域の南限になっています。
時期通年
日本海冬の味覚の代表です。極上のものには、白(ズワイガニ)や赤(ベニズワイガニ)のタグを付け、全国に出荷されています。刺身や茹でた身のおいしさは格別で、上品で甘みがあるのが特徴です。新湊漁港では、他では見られない「などきのセリ」(午後1時のセリ)が行われ、獲れたばかりのカニが水揚げされているので、格別に新鮮で甘みが強く美味しいと言われています。
時期ズワイガニ(オス)11/6~3/20、(メス)~1/20、ベニズワイガニ 9/1~5/31
出世魚の代表。県内では大きくなるにつれて名前が「ツバイソ(35cm以下)」「フクラギ(35~60cm)」「ガンド(60~80cm)」「ブリ(80cm以上)」と変わります。また、特に冬の寒い時期に獲れたものは「寒ブリ」と呼ばれ、脂が乗って大変美味。
時期11月~4月
深海1,200m程のところに生息しています。春に産卵のため海岸付近に浮上するのを狙って、ホタルイカ漁が行われます。夜の暗闇の中、網にかかったホタルイカが青白く発光して乱舞する様子はとても美しく、見るだけで感動することでしょう。また、漁ができるほど多く生息しているのは富山湾だけで、ホタルイカの群遊海面として有名で、国の特別天然記念物にも指定されています。
時期3月~6月
秋から春にかけて底引き網で獲れます。県内でよく見られるのは、「ノロゲンゲ」でうす茶色で全長約30cm程度です。「深海の珍味」と呼ばれ、白身の肉質で柔らかく、すまし汁、唐揚げ、一夜干としてよく食べられます。ゲンゲは、「下の下」がなまったものと言われたり、当て字として「幻魚(げんぎょ)」と使われることがあります。
時期9月~3月
富山湾はバイ貝の種類が多く、その中でエチュウバイ貝の内で最もおいしいといわれており、新湊では昔ながらの独特の方法で捕獲されています。大きいものでは、殻の長さが10~15㎝にもなります。身はクリーム色から黄色でぬめりがあり、噛むと甘みが出ます。大きいものは刺身、小さいものは甘煮や酢の物、酒蒸しにして食します。
時期7月~10月
庄川の鮎として有名です。毎年6月の解禁日になると、庄川に太公望が大勢詰めかけます。塩焼きで食べるのが、最も一般的で美味しいですが、一夜干しや鮎寿司(熟寿司)としても食べられます。
時期6/16~9/30、10/8~11/30
鮭は、川で孵化した後、海へと下り、4年ほどすると、再び孵化した川に戻ってきて産卵をします。庄川にはヤナ場があり、そこで、遡上する鮭の様子を見ることができます。また、毎年11月には「庄川鮭まつり」が行われ、鮭鍋、イクラの販売や、鮭のつかみどりが体験できます。
時期10月~12月
市内のコシヒカリは寒暖の差があり、庄川水系の清らかで冷たい水で生育するため、炊き立ては特に、ふっくらとおいしくなります。平成18年からは、市内のコシヒカリ一等米100%を"越中いみず野「米一番」"とネーミングして売り出しています。
お問い合わせ:いみず野農業協同組合 生活部生活総合課(TEL 0766-52-7341)
時期10月頃~
新湊地区の庄川右岸河川敷で栽培されています。砂地の栽培で、ねぎの土寄せが十分にでき、白い部分が多く柔らかくて香りがある優れた品質となっています。
時期9~10月
約150年前に、小杉地区黒河にある民家周辺の竹林(孟宗竹)で作られたのが始まりです。この地区の竹林は黒土のため、少しえぐみがあり、美味しい竹の子になると言われています。
時期4~5月
呉羽地区から小杉・大門地区にわたる203haが産地です。全国でも稀な都市郊外の濃密団地を形成しています。品種として、甘くて水分の多い「幸水」を栽培していて、全国的にも有数の幸水産地となっています。
時期8~9月
昭和61年に畑作振興の一環として導入されました。生産量は年々増加しています。共同選果によって市場や朝市に出荷されていて、地元では直売所もあります。
時期11月
新湊地区片口高場が発祥の地です。200年以上前に選出・改良したものと伝えられています。明治以降、品種改良で味・収穫ともにすぐれていた「水島」から現在の名前となりました。
時期10月
水戸田地区のガラスハウスで栽培されている、高級ブドウです。ブドウの女王と言われる「マスカット・オブ・アレキサンドリア」は、香り、甘さ、あと口の良さが魅力です。
小杉焼は文化13年(1816年)の創窯で、初代 与右衛門から明治中期まで、四代約100年続きました。相馬焼きの流れをくむ、越中の代表的な陶窯の一つで、花器や置物、酒器などを中心に独創的な作品が制作されています。
小麦に比べ栄養価が高いとされる大麦。その大麦をたっぷりと使い、風味良く焼き上げた手づくりの素朴な味のせんべいです。
お問い合わせ:射水市商工会下支所 (TEL 0766-59-2325)
新鮮なスルメイカの身を細かく切り、イカ墨・肝臓・みりんに酒粕を混ぜ合わせ熟成した独特の塩辛です。イカ墨は、免疫細胞を活性化させガンを抑制する効果があり、お茶漬けや温かいご飯にのせたり、酒の肴として食べるとおいしくいただけます。
新鮮なスルメイカを薄い塩水につけ、ゆっくり乾燥させたのが甘塩するめです。素朴なうまみが引き出されて、柔らかく食べやすくなっております。するめは「寿留女」と書き、喜びを留めるという意味で、婚礼などめでたい席には欠かせない品です。
ご当地ラーメンとして最近富山県内外で定着しつつあります。東京ラーメンショーで売り上げ1位になったお店が射水市内にあります。 ブラックラーメンは戦後の復興事業に従事していた肉体労働者の塩分補給として、醤油を濃くしたスープのラーメンを作ったのが起源です。
射水市の黒河地区はタケノコの産地として有名ですが、その竹を生かした竹炭とその制作過程で採取される竹酢液も注目されています。竹炭は無数の気孔をもっているため脱臭、空気浄化、水質浄化に威力を発揮します。 竹酢液は竹炭製造時に煙として出てくる竹のエキスです。害虫、外敵から作物を守り、これに含まれる有効成分が土壌改良、入浴剤、消臭剤としても使われます。
お問い合わせ:NPO法人 黒河竹炭友の会(TEL 0766-57-1071)
大島地区ではヘチマの栽培が行われています。良質な北アルプス立山連峰の雪解け水と、無農薬、有機栽培にこだわって育てたヘチマを、高い技術で製品に仕上げています。ヘチマスキンローション、石鹸、ヘチマたわしなど種類も豊富で体にやさしく、多くの人が利用しています。
凧は、昔から家の繁栄と子どもの健やかな成長を願う縁起物として知られています。大門地区は「ダルマ凧」が有名で、その絵柄の入った商品が多く作られています。
大島絵本館では、絵本の読み聞かせやワークショップ等が開催されています。その中で、独創的な作品を数多く製作したり、自分だけの絵本を作ることができます。
お問い合わせ:大島絵本館(TEL 0766-52-6780)