富山県射水市は、北は富山湾に面し、西に庄川、市の中央部には下条川が流れ、市の名前に「水」が含まれているとおり、水資源に非常に恵まれた地域です。このような水資源豊富な、水辺のまち射水市に、足を運んでみませんか!
(楽しむのページはこちら)
富山湾は、日本では最も水深の深い湾のひとつです。北アルプスが海岸に迫り、幾筋もの急流が刻み込んだ急峻な地形が、そのまま海底に陥没し、1,000 メートル以上の深みを形成し、海谷が幾つも刻み込まれています。
射水市は昔から、海上交通・物流の拠点としての役割を担ってきました。 江戸時代を中心に、北前船交易の拠点として、現在は放生津潟を利用し開発した、国際拠点港湾伏木富山港の一翼を担う富山新港として、環日本海の人・モノ・情報の窓口として発展しています。
また、帆船海王丸が係留された「海王丸パーク」に代表されるように、海辺の空間を活かした人々の交流拠点として羽ばたいていきます。
射水市内には市民生活とともに歴史を現在に伝える、庄川と下条川の2つの河川があります。
庄川の源流は、岐阜県高山市南西部の旧荘川村の山中峠の湿原を水源とし、総延長は約110キロメートルで、射水市西部を流れ富山湾に注いでいます。 また、下条川はその源を射水丘陵に発し、流路長は16キロメートルと小さな河川で、小杉地区の市街地を流れ、片口地内で富山湾に注いでいます。この2つの河川は、幾多の氾濫から河川改修が行われ、街の形成とともに姿を変えながら現在の流路となり、市民の心の故郷として愛され続けています。
川の流れのように、途切れなく流れる時の流れを伝えながら、人々の交流拠点として足跡を残していきます。